芽が出ちゃったので植えたサツマイモのその後

以前、スーパーで買ったサツマイモから芽が出たので畑に植えた、という記事を書きました。

野菜として買ったサツマイモの端っこから芽が出てしまい、かわいそうなのでその端の部分を切って水につけておき、蔓が伸びてきて邪魔(ごめんなさい)になったので畑に植えた、という経緯でした。

その後のサツマイモです。

植えたサツマイモのその後

適当に植えて、その後水遣りもせず、雑草に埋もれていましたが、なんとか生き延びていました。植えてから一ヶ月ちょっと経つわりに成長していませんが、元気そうな緑の葉も見られ、弱っているという様子でもありません。虫食いのあともありますが、それも元気な証拠。サツマイモは強いのですね。

今日は、周囲の雑草を取り除いてあげました。急に直接日が当たるようになって、びっくりするかもしれません。もうしっかり根付いているでしょうし、それで枯れるほど弱くは無いと思いますが・・・。

芋が収穫できるほど成長することは難しいかもしれませんが、今後も時々様子を見て、秋には(念のため)掘り起こしてみようと思います。

【2014/8/25追記】

この記事にはつづきがあります。その後のサツマイモをご覧ください。

ミニトマトの敵

ミニトマトは比較的簡単に育てられる野菜です。うちでも家庭菜園を始めて以来、毎年育てています。

育て方としては、支柱だけはしっかり立てますが、それ以外はあまり手をかけていません。こまめにわき芽を取ったり、支柱に誘引してあげたり、定期的に追肥したり、やったほうが良いことはありますが、それほどシビアにならなくても実はできるし、それなりに収穫もできます。

ミニトマト

ミニトマトの敵

そんな「比較的簡単」と思っているミニトマトですが、実は毎年悩む大きな問題もあるのです。それは蛾の幼虫。タバコガとかヨトウガとか、そのあたりの種類だと思います。

彼らは葉に付くだけでなく、実まで食べてしまうので、大量に発生してしまうともうその年のミニトマトはおしまい・・となってしまいます。害虫予防に効果があると言われる木酢液も試しましたが、それほど効果が無いように感じられます。

被害としてはよくある話なのですが、どういうわけか、すぐ隣の畑の人は蛾の幼虫による被害を受けておらず、うちのミニトマトばかりに集まってしまうらしいのです。うちは農薬を使っていませんが、被害を受けていない畑でもやはり使っていないとの事。だとすると何が違うのでしょう?

何故、うちのミニトマトだけ?

育て方にはそれほどの違いが無さそうです。隣の畑の方もそれほど厳格に管理している様子ではありませんでした。植えた時期も同じくらいだったと思います。

そのわりに、隣の畑のミニトマトの方が、やや元気が良かった気がします。いや、むしろうちのミニトマトの生育が悪く、弱っていた可能性もあります。弱っている植物は害虫にやられやすい、と聞いたことがありますが、これがうちのミニトマトばかりやられた要因のひとつかもしれません。では何故、それほど違わない育て方をしていて、生育に差が出るのでしょう?

他に何か違いがあるとすれば、まず、苗自体が違います。また、土の状態も違います。うちの畑の方が少し粘土質で、ミニトマト栽培には適さない土のように感じられます。肥料については、うちは規定の頻度よりも少なめにあげていたので、その点は違ったかもしれません。肥料の種類も違ったでしょう。こうした様々な要因で、育ち具合が違っていた可能性はあります。

また、うちのミニトマトは、植え付け後間もない頃、一部の葉が斑に黄色っぽくなってきたことがありました。ハダニの被害と思われます。水で念入りに流したため、ハダニの影響自体はそれ以上広がりませんでしたが、これによって苗が弱っていた可能性があります。

更に、場所的な違いとして、うちの畑は雑草の多い地帯から近い所(すぐ隣)にあり、実際に畑に生えてくる雑草の勢力も強かったという点が挙げられます。雑草が多いことで苗の生育が悪かったかもしれません。また、雑草地帯から害虫が飛来しやすかった、あるいは、すでに畑の中の雑草に害虫が住んでいたとも考えられます。

観察すること、手を掛けること

近い場所で同じような育て方をしていても、他の様々な条件によって、うまくいったりいかなかったりするのですね。環境や植物の状態にあわせて、手を掛けるところは掛けてあげないといけなそうです。そのためには、植物の様子をよく観察して、異変があればすぐに気が付いてあげることが必要だと思います。もちろん、無農薬で育てる以上、虫が来るのは避けられないかもしれませんが、いろいろ工夫して育てて、今度はうまくいったケースをレポートしたいですね。

サツマイモから芽が・・・

スーパーで買った野菜から芽が出てしまった、という経験はありませんか?

私はジャガイモをまとめてたくさん買ったときによく芽を出させてしまいます。まとめ買いした方が安いので、つい、すぐには食べきれないほど買ってしまうんですよね。

先日はサツマイモの端っこから芽が出てしまい、捨てるのもかわいそうな気がして、芽の出た端っこの部分を切って、水を張った器に入れておきました。そのうち芽はにょきにょきと伸び、3~4本の蔓が生長を続け、葉もそれぞれの蔓に数枚から十数枚が茂ってきました。

さて、このまま室内に置いておくには邪魔だし、かと言って普通のプランターではサツマイモには窮屈です。サツマイモはプランター栽培も可能ですが、その場合、深さ30cm以上の大きめのものが必要です。うちのベランダにはもうスペースがないため、結局、畑に植えに行きました。今年はサツマイモの苗を買わなかったため、これが唯一のサツマイモです。

通常、サツマイモの植え付けは5月~6月頃と言われていますが、過去に栽培した経験では、6月下旬に植えると、芋があまり大きく育ちませんでした。やはりもっと早めに、5月中旬くらいまでには植えてしまうほうが良いと思います。今回は残念ながらまた6月下旬、植えるにはギリギリ(というか遅すぎ)ですが、まあそもそも苗を買ったわけではありませんし、期待せずに、生長を見守りたいと思います。

サツマイモ 植え付け後

【2014/8/5追記】

この記事にはつづきがあります。その後のサツマイモをご覧ください。

ズッキーニの海外種 カスタードホワイト

ズッキーニの輸入種を育てた話の続きです。今日は「カスタードホワイト」です。

カスタードホワイトって?

カスタードホワイトは、白いUFO型のような面白い形のズッキーニです。かわいいです。

うちの環境では、やや実が付きにくく、収量が少なかったです。季節や環境がぴったりではなかったのか、同時に育てたゼファーフィオレンティーノに比べると、少し元気がない印象でした。また、株が意外と縦に伸びようとするので、支柱を立てて定期的に固定してあげないと不安定でした。

収穫と味

収穫は早めにしてしまった方が良さそうです。放っておくと、せっかくのUFO型が、ただの潰れた球体のようになってしまいます。UFO型特有のボコボコっとした部分がなくなってしまうんですね。味も、大味になってしまいますので、小さい内に収穫した方が良いです。大きくなってしまったものは、うちでは、中をくりぬいて肉詰めにして食べました。それはそれで、おいしかったですよ。まあ、いずれにせよ、それほど癖のない味ですので、食べやすい反面、物足りなく感じる方もいるかもしれません。

収穫前のカスタードホワイト

さて、うちで育てたことのあるズッキーニの海外種について書きましたが、その他にも海外には本当に沢山の種類があります。見た目も様々で、面白い色や形のものも沢山あります。今年はもう種まきシーズンを過ぎてしまいましたが、来年はまた新たな種類に挑戦してみたいと思います。

ズッキーニの海外種 フィオレンティーノ

ズッキーニの輸入種を育てた話の続きです。今日は「フィオレンティーノ」という品種。

フィオレンティーノって?

フィオレンティーノは、緑地に細かく黄色い点が入ってまだら状になっており、表面も凹凸があって、地味な見た目です。しかし、美味しいです!大きくなっても味が落ちにくく、20cm超のものでも歯ごたえがあり、美味しく食べることができました。同時に育てていた他の品種と比べても、一番使いやすいズッキーニだったかもしれません。味や香りがはっきりしていて、一番ズッキーニらしいという印象でした。調理法については、ごく普通のスーパーで売っているズッキーニと同じように、炒め物でも煮込み料理でも、色々な料理で使えます。

育ててみた印象

フィオレンティーノは特に葉も大きく、ウリハムシが沢山ついていましたが、実は害虫に狙われることはありませんでした。ただ、たまたまかもしれませんが、若干発芽率が悪く、育った苗が少なかったため、収量もゼファーと比べるとかなり少なかったです。

また、収穫し始めて最初の頃は、まっすぐ立派な実が採れたのですが、次第に実が曲がったり、細くなったりする傾向がありました。これは育苗に若干時間がかかって収穫が遅れ、真夏の暑い時期に入って水が不足がちだったことと、ウリハムシにやられすぎて株が弱ってきたことが影響しているかもしれません。種を蒔いたのは5月中旬でしたが、もう少し早い時期から育てる方が良いかもしれません。

収穫前のフィオレンティーノ

収穫後のフィオレンティーノ

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