8月に種を蒔いたバジルのその後

種から育て直しているバジルのその後です。

先日、室内で芽出ししたものを土に植え替えましたが、その後、なかなか苦戦しております。

いや、既に「失敗」と言うべきかもしれません。ご覧の通り・・・。

8月に種を蒔いたバジルその後

二つあった芽のうち一つは既に駄目になり、もう一つも写真の通り、ぐにゃっと曲がって横になってしまいました。実は、2日程前に一旦このように横たわった状態になったのですが、ちょっと手で持ち上げてあげたら、暫く持ち直しました。ですが、今日の昼に見てみると、またこの状態に。

もう芽全体が軟らかくなっており、起き上がれなそうなので、あとは時間の問題だと思います。またもや、バジルにかわいそうなことをしてしまいました。

もうこれ以上手の施しようがなさそうです。このまま最期まで見届けてあげましょう。せつない。

芽が出たらすぐに植え替えるべきだった

こうなってしまった原因を考えてみると、そもそも土に植え替えた時点で、芽がヒョロヒョロと伸びていて弱そうでした。それが、植え替え後に土から水を十分に吸えず、暑さもあり、しなっと垂れてきてしまったのかなと思われます。

元々、芽出しをしたとき「もう少し様子を見て」なんて言っていたのが間違いでした。いくつか芽が出揃うのを待っていたのですが、少しでも芽が出始めたものは、どんどん土に植えるべきでした。土に植えるのが遅れるうちに、ヒョロヒョロと徒長して、葉も大きくならぬまま、軟らかくて、ひ弱な芽になってしまったのではないかと。

8月でもバジルは普通に蒔けば良い

さて、悲しんでばかりはいられない私は、次の準備をちゃっかりとしておりました。

先日の記事で書いたとおり、8月でも普通に種を蒔いて育てられるかも、という思いがあり、ポットに土を入れて種を蒔き、屋外に置いておきました。比較的日陰になる場所で、日が当たるのは朝の1~2時間くらいですが、ベランダですので普通に暑いです。

新たに種を蒔いたバジル

蒔いて4日程の状態です。ちゃんと芽が出てますね!室内で芽出ししたときよりも元気そうです。葉もしっかりしています。そうそう。バジルの双葉ってこんな形でしたよね。前回の芽出ししたものは、この形がわからないくらい葉が小さかったです。

ここから先、うまく育つかどうかはわかりませんが、少なくとも、ここまではうまくいっています。苗が大きく育つ前に夏が終わりそうですが、少しは生バジルを楽しめますように。

あとは、またハダニにやられないように、厳重に監視しなければいけませんね。蛾の幼虫対策の防虫ネットは、前回失敗したので、苗がある程度の大きさになるまではやめておきましょう。

今年のバジルは失敗続きですが、力尽きた苗や芽たちのためにも、教訓を生かして、次こそはうまく育ててあげねば。

ゴーヤ「さつま大長れいし」の収穫

8月14日の記事に書いたゴーヤ「さつま大長れいし」の実を収穫しました。

収穫したさつま大長れいし

ほぼ同時期に出来た実が二つありましたので、二つとも収穫しました。一つは先に切ってしまったので写真は一つだけですが、大きさはこちらの方がやや小ぶりでした。(比較対象になる物が写っていなくてすみません。。)

8月14日の記事に書いたのは大きい方の実だったのですが、その後大きさが変わらず、ほぼ20cmで止まってしまったため、これ以上にはならないと判断して収穫しました。スペック上は35cm程になるはずだったんですけどね・・・。まあ、うちで採れた「沖縄あばしゴーヤ」と比べると、少し長いのは確かです。

やや遅かった収穫

さて、収穫しようとして触ってみると、思いのほか実がブヨブヨで軟らかい感触でした。黄色くなってはいませんが、既に収穫適期を過ぎてしまったのでしょうか?

そう思って包丁を入れてみると、やはり大きい方の実はやや収穫が遅かったようで、既に種が赤みがかっていました。熟したゴーヤの種が真っ赤になるのは、育てたことのある方はご存知だと思いますが、まだ赤くなりかけている段階でした。小さい方も、ややその傾向が出始めていました。もう少し早めに収穫を決断する必要があったようです。

「さつま大長れいし」は歯ごたえが良い!

調理については、今回はゴーヤとマグロとその他野菜の炒め物にしました。いつも収穫の遅れたゴーヤは軟らかく、しゃきっとした食感が無いものなので、今回も期待していませんでした。

しかし、実際食べてみると、これが意外と歯ごたえがあります。どうやら、表面の凸凹のところよりも、その内側の層が硬くシャキッとしているようです。これなら十分食感を楽しめます。うちのゴーヤは採り遅れて軟らかいのが恒例なので、うちで採れたゴーヤで、こういう食感を楽しめるのは久しぶりです。

これが「さつま大長れいし」という品種の特徴なのでしょう。この品種は「果肉はかためで歯ごたえが良い」そうですが、やや収穫が遅れても、シャキッとした食感が残りやすいのかもしれませんね。

と言うことで、いつもゴーヤが大きくならない、大きくなるのを待つうちに熟して軟らかくなってしまう、などの(うちと同じ)お悩みを持つ方は、この「さつま大長れいし」は良いかもしれませんよ。それでも、スーパーや八百屋で見かける普通のゴーヤよりだいぶ小さかったですけど。。

幸せを呼ぶ?珍しいかもしれないレモンバーベナ

ベランダで育てているレモンバーベナですが、今日は面白い発見をしました。

下の写真、一つのレモンバーベナの株のそれぞれ別の枝なのですが、何かが違っています。

さて、何でしょう?

何かが違うレモンバーベナ

お気づきになりましたか?

・・・そう。右は三つ葉なのに対し、左はなんと、四つ葉なのです!

レモンバーベナは、通常は三つ葉、つまり一つの節に三つの葉がついています。写真右が通常のレモンバーベナです。一箇所から三方向に葉が出ていますね。このような葉の生え方を、正式には「三輪生」と言うらしいです。

一つの節から輪を描くように均等に三つの葉が生えており、その上下の節からは、それとは重ならないような角度で、やはり三つの葉が生えています。このように節毎に角度を変えることで、葉に日が当たりやすくなる、と言われています。この葉の生え方が、レモンバーベナの特徴の一つです。

四つ葉のレモンバーベナ

さて、問題のレモンバーベナですが、今日初めて気が付いたのですが、いつの間にか一部が四つ葉になっていました。元々はごく普通の三つ葉だったのに・・・。

良く見ると、同じ節から枝分かれした三本の枝の全てが、途中から四つ葉に変わっています。四つ葉に変わってから既に7~8節は伸びていますが、その間は全て綺麗に四つ葉です。ここまで気が付かなかったとは、いかにレモンバーベナに注目していなかったか。。なお、もっと大元から分岐した別の枝を見ると、それらは全て三つ葉のままでした。

下の写真は、わかりやすいように室内で撮り直したもの。一箇所から綺麗に四つずつ、葉が出ていますね。

四つ葉のレモンバーベナ

ハーブティーにするなら四つ葉はお得

味と香りは全く普通のレモンバーベナです。普段よりも葉が多くて、なんだか得した気分です。

以前も書いたとおり、レモンバーベナにはアブラムシが沢山やってきますが、真夏になるとどこかへいなくなってくれます。ハーブティーにするには、夏以降が楽です。

ちなみに、今日はケンタッキーカーネルミントとブレンドしてみました。レモン系とミントを組み合わせたハーブティーが美味しくないわけがありません。

午後のおやつの時間。シュークリームと一緒にいただきましたが、甘いカスタードクリームと爽やかなレモンバーベナ+ミントのブレンドティーは相性抜群です。うまー。。

レモンバーベナとケンタッキーカーネルミントのハーブティー

四つ葉の発生原因は謎

何故四つ葉になったのかはわかりません。四つ葉のクローバーの場合、葉になる部分に傷がついて四つ葉になるケースと、突然変異で遺伝子が変化してできるケースとあるようですね。クローバーの葉(小葉)とレモンバーベナの葉では事情が違うかもしれませんが、しばらく四つ葉が発生し続けているということは、傷がついたというような外的な要因ではなさそうです。

生育環境にも原因がありそうですが、極めて普通の育て方です。強いて言えば、エアコンの室外機が近くにあり、わりと風が当たりっぱなしです(苦笑)。そういう意味では、過酷な環境ですね。順調に生育できないような厳しい環境の方が、異常が出やすいということはあるかもしれません。

もし今後も四つ葉が出続けるならば、その部分を挿し木したら、四つ葉のレモンバーベナの株が出来上がるのでしょうか。そううまくは行かなそうですが、今後は注意して見守りたいと思います。幸福をもたらしてくれる、、かもしれませんからね。

【おまけ】

四つ葉のクローバーについて調べていたら、こんなのが見つかりました。

クローバーの多葉のギネス記録だそうです。凄いですね!(47NEWSより)

フォックスリータイムが一部枯れてきた

今年苗を購入したフォックスリータイム。時々枝を一つ取って、紅茶に入れて飲んでいます。スパイシーで元気が出る香りです。

以前書いたとおり、タイムを夏越しさせられずに枯らせてしまうことが多いので、今年は気をつけて育てていました。

酷暑にやられないように、ベランダの中でも半日陰になる場所に置きました。また、いつも水を遣り過ぎて根腐れさせている可能性があったので、例年よりも乾燥気味に管理していました。かと言って水切れはしないように、土が乾いたら水をあげました。

しかし、下の写真の左側をご覧ください。色々気をつけていたにもかかわらず、一部の枝が根元から先のほうまで枯れて、茶色くなっています。それ以外の枝は元気なままです。

一部枯れたフォックスリータイム

このような部分的な枯れ方は、例年のタイムと同じです。去年育てていたオレンジバルサムタイムも同じような枯れ方をして、最終的には全ての枝が枯れてしまいました。これは危険信号?!

やはり暑さによるものでしょうか?ひとまず、枯れた枝は切り取って、もう暫く様子を見ようと思います。

とは言え、ベランダではこれ以上暑さを避けられる場所は無く、もう対策が考えにくいですね・・・。屋内に退避した方が良いか検討中です。

後は、やはり挿し木でバックアップでしょうか。今ならまだ元気な枝が沢山残っているので、蒸れ対策も兼ねて、今のうちにいくつかの枝をとっておこうと思います。

バジルとチョコレートミントの植え替え

種から育て直しているバジルと、水挿ししたチョコレートミントを土に植えました。

植え替えたバジルとチョコレートミント

念のため、右がバジルで、左がチョコレートミントです。

8月のベランダは温度が非常に高いため、今のところ、どちらも室内の明るい場所に置いています。少し成長し始めてからベランダに出すつもりです。

先日バジルの芽出しをした際、種が25粒ほどあったのですが、結局二つしか芽が出ませんでした。無事に育つかはあやしいので、また追加で蒔くかもしれません。とにかく、今度はちゃんと育ちますように--。

チョコレートミントはベランダで元の苗を育てており、そちらは順調に成長しています。ただし、ミントは成長が早いため、根が鉢いっぱいに回って根詰まりして枯れてしまうことがあり、注意が必要です。以前も、生育旺盛だったペパーミントが夏の間に枯れてしまったことがありました。限られたスペースでは、育ちすぎるのも考えものです。

今回植え替えたチョコレートミントは、元の株が枯れてしまったときのバックアップですので、ゆっくりと育って欲しいものです。

【2014/8/21追記】

この記事には更に続きがあります。8月にバジルの種を蒔こうと言う方は、続きを読んでいただいた方が良いと思います。

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