四つ葉のレモンバーベナのその後

先日書いた四つ葉のレモンバーベナの続報です。

通常は三つ葉(三輪生)であるのが特徴のレモンバーベナですが、うちのベランダで育てているものは、何故か一部分が途中から四つ葉になっていたのでした。10節程度は四つ葉が続いており、このまま突然変異の四つ葉のレモンバーベナとして育てていけるのでは?と期待しておりました。

例えば、四つ葉化した枝先を切って挿し木したら、四つ葉のレモンバーベナの株の出来上がり、などという妄想も膨らんできます。

しかし、、、(という話の流れで既にお分かりかもしれませんが)四つ葉になった枝から生えてきた脇芽の様子をご覧ください。

四つ葉のレモンバーベナから出た脇芽

ご覧の通り、しっかり三つ葉に戻ってしまいました。これは、先日ハーブティーを淹れる時に切った箇所のすぐ下の節から出てきた脇芽で、ここよりも5節程度は下から四つ葉が続いていた部分です。既に四つ葉化した枝から出た脇芽ですから、やはり四つ葉であることを期待したのですが、駄目でしたね。

他にも小さな脇芽はいくつか出ているのですが、やはり、どれも三つ葉のようです。これでは、おそらく四つ葉の枝先を切って挿し木しても、その後出てくる脇芽は三つ葉に戻ってしまうでしょうね。

と言うことで、「幸せを呼ぶレモンバーベナ」として繁殖させたかったのですが、やはり難しいようです。残念--。

二番煎じのオレンジミントティーは飲みやすい?

今日はオレンジミントと紅茶のブレンドティーについて。以前とは少し違う淹れ方を試してみました。

前回飲んだ時に特に感じたことは次の2点です。

 ・飲みやすいけど少し青臭い

 ・茶殻にはオレンジミント特有の香りが強く残っていた

今回は、更に飲みやすさを追及し、またオレンジミント特有の香りを味わうべく、オレンジミントの抽出について少し実験をしてみました。

オレンジミントの抽出の実験

まず、オレンジミントだけを次の3パターンで抽出してみて、味を比べてみました。

 A.熱湯を注ぎ20秒くらい抽出したもの (一番煎じ)

 B.Aの後に再度熱湯を注ぎ、10分ほど抽出したもの (二番煎じ)

 C.最初から10分以上抽出したもの (一番煎じだが時間をかけて抽出)

それぞれ飲んでみての個人的な感想です。

Aは味や香りは薄いですが、青臭さが出ている感じがします。オレンジミント特有の柑橘系の香りはあまりしません。

Bは柑橘系と言うか、レモンバーベナなんかに近い香りがほのかに感じられます。Aよりも青臭さが無く飲みやすいです。

CはBに似ていますが、もう少しくせがあると言うか、Aのような青臭さも感じます。

結果として、私はBが飲みやすく、香りも良いように感じました。「オレンジ」かと言われると微妙ですが、爽やかな香りがありながら、青臭さが抜けている気がします。

二番煎じのオレンジミントと紅茶のブレンドティーの淹れ方

というわけで、このBの抽出方法で、オレンジミントと紅茶のブレンドティーを淹れてみました。

あくまでも自己流ですが、淹れ方は次の通りです。

1.ティーポットにオレンジミントの葉を入れて、熱湯を注ぐ

2.20秒ほど抽出したら、普通にカップに注ぐ

 (一番煎じのハーブティーですから、お嫌いでなければ、普通にいただきましょう)

3.オレンジミントの葉の茶殻が残ったティーポットに紅茶のティーバッグを入れ、再び熱湯を注ぐ

4.10分抽出する。ただし、紅茶のティーバッグは規定の抽出時間で取り出しておく

 (うちの場合は2分でした)

5.あとは普通に(2とは別の)カップに注いでできあがり

二番煎じのオレンジミントと紅茶のブレンドティー

さて、この二番煎じオレンジミントと紅茶のブレンドティー、実際飲んでみると、確かに飲みやすく感じます。オレンジミント特有の香りも感じられ、かつ、青臭さが抜けている気がします。

ただし、わざわざ二番煎じを飲むわけですし、味の違いにもそれほど自信はありません。抽出方法の実験も再確認したいのですが、オレンジミントの葉がそこまで茂っていないので、暫くはできません。

と言うことで、自信を持って皆様にお勧めはできませんが、何かのご参考になれば、と思います。

芽が出ちゃったので植えたサツマイモのその後(2)

スーパーで買ったサツマイモから芽が出たので畑に植えた、という記事の続報です。

前回書いてから3週間ほど経ったので、その後の様子をお伝えします。植えてからは2ヶ月弱になります。

その後のサツマイモ

写真の通り、以前よりも葉の数も増えて、元気に育っています。植え付けが遅かったので、流石に大きくはありませんが、しっかり成長しています。

土の表面は乾いて硬くなっていますが、先週末は少し雨も降ったので、土の中は湿っているようです。実は、植え付けた時点から一度も水をあげたことがありません。本当に強いですね、サツマイモは。

このまま秋まで温かく見守りましょう。がんばれ、スーパーのサツマイモ。

フォックスリータイムの挿し木(水挿し)

部分的に枯れ始めたフォックスリータイム。このままでは例年と同様に、今年もタイムが夏越しできず枯れてしまうかもしれません。そこで、今のうちに挿し木でバックアップを作ることにしました。

苗にはまだ元気な枝が残っているので、その部分を少しすいてあげつつ、切り取った枝から挿し穂を作りました。今回もチョコレートミントの時と同様に、まずは水挿しで根を出させます。水に浸かってしまう下の方は、枝や葉を取り除き、切り取った細かい枝も併せて水に挿しておきました。

さて、水挿しして5日ほど。写真の通り、まだ非常に短いですが、根が出てきました。良かったー。

水挿しで発根したフォックスリータイム

フォックスリータイムの挿し穂たち

今のところ、一番長い挿し穂だけが発根しています。この一番長い挿し穂の下の方から切り取ったのが、他の短い挿し穂です。短い挿し穂はまだ発根していません。一番長い挿し穂は12~3cm、他の短いものは5~6cmです。

挿し穂の数が少ないので正確なことは言えませんが、今回の結果を見る限りでは、タイムの水挿しをする時の挿し穂は、ある程度の長さがある方が発根が早いという結果になりました。

もっとも、この先も育たなければ意味が無いので、結論は今後の成長も見てからですね。特に、土に植え替えたときに、複数の枝を持つような長い挿し穂がうまく水を吸えるのか、注意しないといけません。

根が数cmに伸びてきたら、土に植え替える予定です。もう少し様子見ですね。

アロマティカスソーダを試す

アロマティカスは挿し木で簡単に増やせるハーブです。

増やせるし、この暑い最中にも生育旺盛なのですが、ピンと来る利用法が見つけられずにおります。

以前書いたとおり、香りは好きなのですが、ハーブティーはしっくり来ず。料理に使うのも、ちょっと苦味があり、たまにならば良いのですが、しょっちゅう使う感じではありませんでした。

そこで今回、ポピュラーな利用法である「アロマティカスソーダ」を今更ながら試してみました。写真の通り、アロマティカスの葉が綺麗で、見るからに爽やかです。

アロマティカスソーダ

アロマティカスソーダの作り方

作り方と言うほどのことはなく、ただアロマティカスの葉をソーダに浮かべるだけです。ソーダと言うのは、後で書きますが、基本的に味や香りのない炭酸水が良いと思います。また、このとき葉を手のひらに乗せ、もう一方の手のひらでポンっと叩き、葉を軽くつぶしてあげると、香りが出やすいと思います。

あとは、お好みでガムシロップ等の水に溶ける甘味料を加えると飲みやすくなります。私はほんの少し甘みがある方が好みです。ついでに氷も入れて、よく冷えている方が良いかな。

さて、お味の方はと言うと・・・まあ、まあ、想像通りという感じです。そのまま、アロマティカスの香りが楽しめるソーダです。夏の楽しみの一つとしては悪くないし、ハーブティーよりはしっくりきます。

アロマティカスソーダに使う炭酸水は無香料が良いかも

ネットで調べると、ペリエを使っている方が多いようですね。こだわる方はペリエ、気分的にも良いかもしれません。私はスーパーの安い炭酸水を使っちゃいましたが。

実は、数日前にいわゆる「サイダー」で試しました。三ツ矢サイダーが好きなので、アロマティカスを浮かべて飲んでみたのですが、残念ながらアロマティカスの香りが殆どわかりませんでした。

今まで意識していませんでしたが、サイダーって意外と香料がしっかり入っているものなんですね。サイダーの香りが具体的に何の香りなのか、詳細はわかりませんが、天然の香料ならばフルーツか何かでしょうか。とにかく元々の香りが強いので、アロマティカスのほのかな香りは負けてしまい、殆ど感じられませんでした。無香料で味もない炭酸水の方が、アロマティカスの香りは楽しめると思います。

なお、アロマティカスソーダにレモンやライムを絞る方もいるようなので、レモン系の香料なら共存できるのかもしれません。ペリエにもレモンやライムがありますし、レモン果汁入りの炭酸水などあれば、試す価値はあるかもしれませんね。

適当な挿し木でも元気なアロマティカス

ちなみに、下の写真はゴーヤのプランターに適当に挿したら根が出てしまったアロマティカスの現在の姿です。まだ植え替えず、放置されてます。。1ヶ月経ったわりに大きくなっておりませんが、元気のようです。アロマティカスの挿し木は本当に簡単ですね。

根付いちゃったアロマティカスのその後

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