昨日ズッキーニを種から育てたという記事を書きました。今日はそのズッキーニの種類についてのお話です。
実はこのズッキーニ、スーパー等でよく見かける普通の品種ではなく、海外から輸入された変わった品種なのです。ゼファーとフィオレンティーノ、そしてカスタードホワイトという名前の品種で、それぞれ見た目も普通の緑色のズッキーニとは違います。どれも日本(関東)の気候でも良く育ち、たくさん収穫できました。
今日は、その中でも「ゼファー」について。
ゼファーって?
ゼファーとは、ギリシャ神話の西風の神「ゼピュロス」の英語読みです。Enyaの「Caribbean Blue」の歌詞にも、ゼピュロスを含む風の神々の名が登場します。また、蝶のミドリシジミの仲間をゼフィルスと呼ぶことがあり、これはゼピュロスが語源になっているそうです。美しい蝶で、愛好家も多いそうです。
そんな幻想的で素敵な名前が付けられたズッキーニ「ゼファー」は、黄色と緑のツートンカラーの不思議な野菜。鮮やかなカラーで、つやつやしていて、一見するとおもちゃみたいです。小さめのうちに収穫して、さっとオリーブオイルで炒めて、塩コショウして食べるのが美味しいです。おつまみにも最適。
ゼファーの食べ頃・・
ゼファーは、収穫し損ねるとすぐに巨大化し、ナスのように下が膨らんだ形になってきて、中に種ができてきます。かぼちゃの種みたいな、大きな種です。そうなると味も落ちてしまうので、早めに収穫するのが良いと思います。次々に実はできるので、迷ったら収穫しちゃいましょう。他の2種と比べても、明らかに収穫数は多かったです。
種はまだ残っているので、また育てたいですが、いかんせん古いので、今度育てるときはまた買い直さないとだめかな・・。ネット通販等で種を入手できると思いますので、興味をお持ちの方は是非、育ててみてください。普通のズッキーニと同じように育てられますよ。