斑入りのタイムです。タイムとしては葉が大きい種類で、香りもハッキリしています。コモンタイムほどはピリッとしていない印象ですが、タイムらしいスパイシーな香りがします。
写真のとおり、斑入りになっていない緑の葉がかなりの割合を占めています。涼しい季節になったら変わってくるのでは、と期待していますが、暫くは元気な緑の葉を楽しむことにします。
フォックスリータイムは、寒い季節になると斑の部分がピンクに色づくそうです。その姿を見るためにも、がんばって夏を越さないといけません。
タイムの夏越し
昨年、オレンジバルサムタイムをベランダで育てたのですが、夏に枯らせてしまいました。水切れにならないように沢山水をあげていたので、乾燥よりもむしろ根腐れの可能性がありそうでした。やはり、タイムは乾燥気味に育てた方が良さそうです。
ただ、そもそもベランダの真夏の暑さはハーブには厳しいようで、セージやラベンダーなども枯れてしまうことが多いです。今年のフォックスリータイムは、半日陰になる場所で育てようと思います。
ちなみに、畑に植えたコモンタイムは日中ずっと直射日光を浴びていますが、放っておいても毎年花を咲かせて、元気に成長しています。土質にもよるでしょうが、地植えだと鉢植えよりも水はけが良いので、大丈夫なのかもしれません。そうするとやはり、ベランダのタイムが枯れてしまうのは、根腐れだったのかも。今年は水遣り控えめで育ててみます。
今年こそ無事に夏を越せるのか?また追ってご報告します。
フォックスリータイムは観賞用?食用?
フォックスリータイムは、「観賞用」と書かれていることも多いですが、スパイスやハーブティーに使えるという記述も多く見かけます。
購入店が観賞用と言っている場合、味や香りが食用に適さないと判断されているケースと、農薬等が食用に適さない使われ方をされているケースがあると思います。後者であれば、本来食べても問題ない植物だとしても、止めておいた方が良さそうです。
また、特に食用/観賞用のいずれも書かれていないお店もあります。食用にしたいけど使えるかどうか不明の場合、お店に聞いてみるのが確実でしょう。
なお、フォックスリータイムについて、ネット上で「観賞用(非食用)」と書いてあることはあっても、「有毒」とか「有害」とか、そういう記述は今のところ私は見たことはありません。
ただし、ハーブはそもそも薬効があるものが多く、タイムも抗菌作用、消化促進、強壮作用などがあると言われています。妊婦さんも控えた方が良いでしょう。体に影響を及ぼす可能性があるものですので、食用に使うときには注意して(そして自己責任で。。)ご利用ください。
【2014/8/4追記】
ちなみに私は、ネットで苗を購入しましたが、食用/観賞用の区別は書かれていませんでした。店に問い合わせたところ、「食用できるように管理していた」との回答だったので、料理やハーブティーに使っています。