ズッキーニの輸入種を育てた話の続きです。今日は「フィオレンティーノ」という品種。
フィオレンティーノって?
フィオレンティーノは、緑地に細かく黄色い点が入ってまだら状になっており、表面も凹凸があって、地味な見た目です。しかし、美味しいです!大きくなっても味が落ちにくく、20cm超のものでも歯ごたえがあり、美味しく食べることができました。同時に育てていた他の品種と比べても、一番使いやすいズッキーニだったかもしれません。味や香りがはっきりしていて、一番ズッキーニらしいという印象でした。調理法については、ごく普通のスーパーで売っているズッキーニと同じように、炒め物でも煮込み料理でも、色々な料理で使えます。
育ててみた印象
フィオレンティーノは特に葉も大きく、ウリハムシが沢山ついていましたが、実は害虫に狙われることはありませんでした。ただ、たまたまかもしれませんが、若干発芽率が悪く、育った苗が少なかったため、収量もゼファーと比べるとかなり少なかったです。
また、収穫し始めて最初の頃は、まっすぐ立派な実が採れたのですが、次第に実が曲がったり、細くなったりする傾向がありました。これは育苗に若干時間がかかって収穫が遅れ、真夏の暑い時期に入って水が不足がちだったことと、ウリハムシにやられすぎて株が弱ってきたことが影響しているかもしれません。種を蒔いたのは5月中旬でしたが、もう少し早い時期から育てる方が良いかもしれません。