紅茶とオレンジミントのブレンドティー

以前切り戻したオレンジミントがまた元気になってきました。

葉が茂ってきたオレンジミント

葉がある程度茂ってきたので、いくつか摘んでハーブティーを淹れてみましょう。

オレンジミントは(強いて言えば)ベルガモットオレンジ風の香り(と言えなくもない)なので、「なんちゃってアールグレイ」が作れるのでは?という淡い期待を込めて、今回は紅茶にオレンジミントをブレンドしてみました。

紅茶とオレンジミントのブレンドティー

結果ですが・・・まずくはないです。むしろ、飲みやすい、と言えます。以前オレンジミントだけでハーブティーにしたときには、香りは悪くないけど飲みにくい、という結果だったので、今回飲みやすくなったのは成功です。

ただ、うっすら期待していた「なんちゃってアールグレイ」には程遠かったです。残念。。

柑橘系の香りはあまりせず、なんとなく、バジルのような香りに感じられました。青臭いとまではいきませんが、グリーンな風味でした。ミントの清涼感はありません。このあたりの感じ方は個人差もありますので、興味がおありの方は是非お試しあれ。

ちなみに、茶殻の香りを確認すると、こちらはオレンジミント特有の香水っぽさというか、元の葉の特徴的な香りが強く残っていました。この香りは、ティーとして抽出されにくいのかもしれません。

一応、フォローしておくと、飲みやすいのは本当です。(もっとも、紅茶にハーブをブレンドすれば、大抵は飲みやすくなるのですが・・)

ハーブをブレンドするなら、紅茶はシンプルな安いもので十分です。紅茶にローズゼラニウムやタイムを入れるのも好きなのですが、バリエーションのひとつとして、このオレンジミントも面白いかなと思います。

成長中のゴーヤ「さつま大長れいし」の実

成長中のさつま大長れいしの実です。

成長中のさつま大長れいしの実

現在、長さ20cmになっています。前回長さを測っていないので正確にはわかりませんが、この5日で5cmくらい伸びていると思います。

うちでは、他の品種のゴーヤは20cmに至らずに黄色くなってしまうことが殆どなので、やはり「大長」な品種なのですね。

スペック上は35cm前後まで大きくなるとのことなので、もう少し様子を見ます。マメに管理するなら、日々長さを測って、成長が止まってきたら収穫する、と言う方法が良いのかもしれません。いつもスペックほど大きくならないとは言え、25cmくらいまではいって欲しいところです。

チョコレートミントの水挿し

先日ハーブティーを飲んだチョコレートミントですが、その時ついでに水挿ししたものから根が出てきました。

発根したチョコレートミント

ハーブは、順調に育っているようでも、虫が付いて一気に駄目になってしまうこともありますね。私も、大事にしているハーブを枯らせてしまい、悔しい思いをしたことが何度もあります。

チョコレートミントは多少レアですし、大事にしたいハーブなので、万一枯らせてしまった時のために、バックアップのつもりでひとつ水挿ししてみました。ハーブティーを淹れた時に、ちょっと元気の良さそうな先端部分があったので、思いつきでやっておいたという感じです。

水挿しの方法

水挿しはとても簡単。元気の良さそうな先端部分を上から2節以上残して(今回は3節残しました)茎を斜めにスパッと切って、適当な容器に水を入れ、挿しておくだけです。

切り口のすぐ上の節は水に浸かってしまうため、葉を取り除きます。今回その葉はハーブティーの方に使いました。写真を見てわかるとおり、葉を取り除いた節の部分からも根がちょろっと出ていますね。

ちなみに容器は、市販のスパイスの小さな空き瓶です。夏場は水も傷みやすいですから、念のため毎日水を入れ替えました。

水挿しで発根後は徐々に土に慣らせる

水挿ししてから4-5日で根が生え始め、今日で一週間。どんどん根が伸び始めています。もう少ししっかり根が伸びたら土に植え替えていきます。

よく言われることですが、水差しで伸びた根は、土に植え替えても、土から水や養分を吸収することはできないそうです。特に、今はもう8月ですから、土に植え替えた直後にいきなり日向に置いたら、即効で枯れてしまうでしょう。

植え替えて暫くは室内の明るい場所で管理し、土に対応できるような根が発達した頃を見計らって、徐々に外の環境に慣らせていこうと思います。

植え替えたら、また経過をご報告していく予定です。

バジルのその後…

ハダニにやられ療養中だったバジルのその後です。

色々手は尽くしたのですが、残念ながら、結局枯れてしまいました(涙)。葉っぱが全て落ち、無残な姿なので写真は無しとさせていただきます。

これで今年のバジルはおしまい、というのは寂しいので、なんとかもう一度育てたいと思います。もう8月ですから、種まき時期はとっくに過ぎており、素直に苗を買うのが一番でしょう。ですが、そこをあえて、再び種から育てております。折角去年取れた種があるのに、新たに苗を買うのも悔しいので。

そんなわけで、種まきから数日。下の写真が今の状態です。

発芽したバジル

少ないですが、かわいい芽がでてますねー。

いつもバジルの種を蒔く時は、通常通り土に蒔いています。しかし、今回は8月ということで、暑すぎて発芽もいまいちになると予想していました。そこで、タッパーにキッチンタオルを敷いて湿らせ、種を置き、乾燥しないように蓋をして、室内で管理しました。室内の方がベランダよりは涼しいですし、発芽率が悪くても、発芽したものだけ土に植え替えれば効率が良いかな、と。

ちなみに、ネットで調べる限りでは、8月に種を蒔いても普通に育つという記述も見つかります。通常通り土に蒔いても大丈夫だったかもしれませんね。

発芽したバジルは、もう少し様子を見て、土に植える予定です。今度は丈夫に育ちますように…。

【2014/8/21追記】

この記事には続きがあります。8月にバジルの種を蒔こうと言う方は、続きを読んでいただいた方が良いと思います。

デザートの上に乗っかってるハーブ ~ セルフィーユ

数年前、ファミリーレストランで食事をしたときのことです。

暑い季節で、ランチのおまけに冷たいデザートがついていました。シャーベットか何かだったと記憶していますが、その上には確かに、薄緑の葉が一つ乗っかっていました。

この手のデザートの上に乗ってるのはミントと決めつけていたので、その切れ込みのある葉を見て、さて何だろうと疑問に思いました。見た目には、イタリアンパセリに似ていますが、デザートにパセリ?と不思議でした。

食べてみると、ほんのり甘みがあり、独特の爽やかな香りもありました。イタリアンパセリとは明らかに違います。すっかり気に入ってしまい、店員さんに尋ねたところ、それが「セルフィーユ」だとわかりました。

それ以前から「チャービル」という名前は聞いたことがありましたが、その時セルフィーユについて調べて、初めて両者が同じものだと認識しました。

セルフィーユとの束の間の楽しい時間

その翌年の春、セルフィーユの種を買ってベランダで育てました。下の写真はそのときのものです。

鉢植えのセルフィーユ

左端がセルフィーユ、真ん中がブラックペパーミント、右はレモンバームです。セルフィーユは脇役のような写真ですが、それなりによく育ってくれていました。

うちでもデザートに乗せてみました。焼きリンゴだかコンポートだか忘れましたが、リンゴとバニラアイスです。ジュースは自家製の赤シソのジュース。

アイスの上のセルフィーユ

アイスに乗せる葉は、ミントも良いのですが、セルフィーユだとちょっと上品な香りが楽しめます。普通に買ってきたアイスやコンビニのデザートを食べる場合でも、セルフィーユの葉をひとつ乗せるだけで、何だか優雅な気分になれますね。

アブラムシ対策は必須かも

さて、そんなセルフィーユですが、結局この後はほとんど使われませんでした。

と言うのも、アブラムシがもの凄く好むらしく、ぎっしりついてしまったのです。最初のうちは水で流して対応していましたが、あまりに増えてしまい、ちょっと使う気にならぬまま放置。気が付けば株が弱った上、夏の暑さにさらされて、枯れてしまいました。

レモンバーベナのときも試しましたが、アルミホイルを鉢のまわりや土の上に敷いてアブラムシ除けにする方法は、ここでも効果がありませんでした。まあ、既にアブラムシがつき始めていたためかもしれませんが、全く効果がなく、むしろアブラムシは増え続けました。

そういうわけで、その後セルフィーユは育てていないのですが、今度育てる時は、始めからしっかりアルミホイル作戦を徹底し、少しでもつき始めたら牛乳噴霧等の定番の対策も試したいところです。

コンパニオンプランツとして、アブラムシを遠ざける効果があるとされている植物と混植する方法もあります。ミント、バジル、チャイブなどはそのような記述を見かけたことがありますが、アブラムシにも色々種類がありそうなので、効果については、色々な組み合わせを試して、実験してみる必要がありそうです。

また、以前は春に種を蒔きましたが、セルフィーユは秋に蒔いても良いようです。うちのベランダでは春から夏にかけてアブラムシが多いため、今度は(真夏は避けて)秋に試してみるのも良いかなと思っています。

あとは、いっそ室内で育ててしまう手もありますね。そのうち試して、また記事にしたいと思います。

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