夏を越したミントと枯れてしまったミント

8月も終わり、少し暑さも和らいできました。

今年は3種類のミントを育てていますが、ご覧の通り、夏越しに成功したものと失敗したもので明暗が分かれました。

夏越しして明暗の分かれたミントたち


まず、写真手前右側は、一番大事にしようと思っていたチョコレートミント。残念な姿になってしまいました。8月頭に苗を購入して植え替え、その後2週間くらいしてから徐々に枯れ始めました。最初は一部分だけだと思っていましたが、ひと月が経ち、結局全体が枯れてしまいました。先日書いたとおり、挿し木したものが元気に伸びつつあるので、それがせめてもの救いです。

写真手前の左側はケンタッキーカーネルミント。これは、チョコレートミントと同じように枯れ始めたのですが、半分枯れたところで止まっており、元気な部分はなんとかまだ大丈夫そうです。

そして、写真奥はオレンジミント。こちらは元気そのものと言う感じです。先日もハーブティーを淹れるためにかなり葉を摘んだのですが、またワサワサと茂ってきました。

ミントの夏越しについて

夏越しが非常にうまく行ったのはオレンジミントでした。これはおそらく、種類の問題ではなく、育て方の違いだと思います。

前述の3種類のうち、オレンジミントだけは春(確か3月)に苗を購入しました。その後、一度伸びるだけ伸び、虫に食べられて、夏の本格的に暑くなる前に思い切ってばっさりと切り戻しました。これが結局、理想的な育て方に近かったのかな、と考えています。

春に植え替え、夏に向けて充分に成長させれば、根もしっかり張っているはずです。根がしっかりしていれば、切り戻してもすぐに葉が茂ってきます。途中、虫に食べられはしましたが、ちょうど暑さが本格化する前に切り戻したので、株元の蒸れも解消されて、夏を過ごし易くなったのかもしれません。

一方、チョコレートミントとケンタッキーカーネルミントは、8月に入ってから苗を購入し、植え替えをしてしまいました。大丈夫だろう、と高を括っていましたが、根が充分に発達できていなかったと思います。夏越しの準備としては不十分だったということでしょう。

ケンタッキーカーネルミントの方がなんとか生き残っている理由はわかりませんが、いずれにせよ、暑い時期に苗を買って植え替えるのは難しそうです。

来年の夏の宿題

一般に真夏の植え替えは避けるように言われていますが、その通りなのですね。

となると、夏に苗を買う場合、どう育てるべきか悩みどころです。植え替えと同時に、下の方の新芽だけ残してばっさり剪定すべきだったのでしょうか。あるいは、根にゆとりがあれば、しばらくポット苗のままという選択肢もあるのでしょうか。これは来年の夏の宿題ということで。

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