紅茶とオレンジミントのブレンドティー

以前切り戻したオレンジミントがまた元気になってきました。

葉が茂ってきたオレンジミント

葉がある程度茂ってきたので、いくつか摘んでハーブティーを淹れてみましょう。

オレンジミントは(強いて言えば)ベルガモットオレンジ風の香り(と言えなくもない)なので、「なんちゃってアールグレイ」が作れるのでは?という淡い期待を込めて、今回は紅茶にオレンジミントをブレンドしてみました。

紅茶とオレンジミントのブレンドティー

結果ですが・・・まずくはないです。むしろ、飲みやすい、と言えます。以前オレンジミントだけでハーブティーにしたときには、香りは悪くないけど飲みにくい、という結果だったので、今回飲みやすくなったのは成功です。

ただ、うっすら期待していた「なんちゃってアールグレイ」には程遠かったです。残念。。

柑橘系の香りはあまりせず、なんとなく、バジルのような香りに感じられました。青臭いとまではいきませんが、グリーンな風味でした。ミントの清涼感はありません。このあたりの感じ方は個人差もありますので、興味がおありの方は是非お試しあれ。

ちなみに、茶殻の香りを確認すると、こちらはオレンジミント特有の香水っぽさというか、元の葉の特徴的な香りが強く残っていました。この香りは、ティーとして抽出されにくいのかもしれません。

一応、フォローしておくと、飲みやすいのは本当です。(もっとも、紅茶にハーブをブレンドすれば、大抵は飲みやすくなるのですが・・)

ハーブをブレンドするなら、紅茶はシンプルな安いもので十分です。紅茶にローズゼラニウムやタイムを入れるのも好きなのですが、バリエーションのひとつとして、このオレンジミントも面白いかなと思います。

チョコレートミントの水挿し

先日ハーブティーを飲んだチョコレートミントですが、その時ついでに水挿ししたものから根が出てきました。

発根したチョコレートミント

ハーブは、順調に育っているようでも、虫が付いて一気に駄目になってしまうこともありますね。私も、大事にしているハーブを枯らせてしまい、悔しい思いをしたことが何度もあります。

チョコレートミントは多少レアですし、大事にしたいハーブなので、万一枯らせてしまった時のために、バックアップのつもりでひとつ水挿ししてみました。ハーブティーを淹れた時に、ちょっと元気の良さそうな先端部分があったので、思いつきでやっておいたという感じです。

水挿しの方法

水挿しはとても簡単。元気の良さそうな先端部分を上から2節以上残して(今回は3節残しました)茎を斜めにスパッと切って、適当な容器に水を入れ、挿しておくだけです。

切り口のすぐ上の節は水に浸かってしまうため、葉を取り除きます。今回その葉はハーブティーの方に使いました。写真を見てわかるとおり、葉を取り除いた節の部分からも根がちょろっと出ていますね。

ちなみに容器は、市販のスパイスの小さな空き瓶です。夏場は水も傷みやすいですから、念のため毎日水を入れ替えました。

水挿しで発根後は徐々に土に慣らせる

水挿ししてから4-5日で根が生え始め、今日で一週間。どんどん根が伸び始めています。もう少ししっかり根が伸びたら土に植え替えていきます。

よく言われることですが、水差しで伸びた根は、土に植え替えても、土から水や養分を吸収することはできないそうです。特に、今はもう8月ですから、土に植え替えた直後にいきなり日向に置いたら、即効で枯れてしまうでしょう。

植え替えて暫くは室内の明るい場所で管理し、土に対応できるような根が発達した頃を見計らって、徐々に外の環境に慣らせていこうと思います。

植え替えたら、また経過をご報告していく予定です。

ケンタッキーカーネルミントティー

先日購入したケンタッキーカーネルミントですが、こちらも初めてミントティーを淹れてみました。さて、「ハーブティーが美味しい」と評判のミントは、どんな味になるのでしょうか?

ケンタッキーカーネルミントティー

・・・実際に飲んでみて、率直に感想を言えば、ほぼスペアミントでした。。

飲みやすく、ミントティーとしては美味しいのですが、アップルミントのような甘い香りは感じません。チョコレートミントティーの時のように茶殻の香りも確認しましたが、やはり、普通にスペアミントでした。

ケンタッキーカーネルミントは元々こういうものなのかもしれませんが、以前書いたとおり個体差があるとすると、ネット通販では香りを確認できないので難しいですね。

ミントの清涼感と同時にアップルミントのような甘い香りも楽しみたいのであれば、素直にスペアミント/ペパーミント等とアップルミントをブレンドした方が良さそうです。

と言うことで、評判が良かったので期待し過ぎたのか、ちょっとつまらない結果ではありましたが、ミントティーとしては普通に美味しいので、しっかり葉を茂らせて欲しいものです。

(今日見たら、早速小さな蛾の幼虫が一匹葉の上を歩いていました。普通に、美味しいんでしょうね。)

はじめてのチョコレートミントティー

先日購入したチョコレートミントで、今日はミントティーを淹れてみました。ティーにするのは初めてですが、ちゃんとチョコレートの香りがするのでしょうか?

チョコレートミントティー

まず、見た目はごく普通のミントティーです。チョコレートミントはペパーミントの一品種のようで、葉や茎の見た目はブラックペパーミントあたりとあまり見分けがつきません。ティーの色もほぼ同じ印象でした。

さて、肝心の味と香りですが、実は、残念ながら殆どチョコレートは感じられませんでした。普通のペパーミントティーに近いですが、やや甘みがあるというか、そこまで刺激が強くない印象です。

ペパーミントとは少し違う香りを感じる気はするのですが、それがチョコレートだと感じるのは、多分チョコレートミントティーであることを意識しているからでしょう。基本的には、ややマイルドで飲みやすい、普通のミントティーという感じです。

チョコレート感があまり感じられないとは言え、ミントティーとして十分美味しく飲めるので、その点は満足できます。

チョコレートの香りは何処へ・・・

さて、飲み終えた後、なんとなく香りを確かめたくて、ティーを淹れ終わった茶殻の香りを嗅いでみました。くんか。くんか。

チョコレートミントティーの茶殻

ポットのふたを開けると、一瞬強いミントの刺激が立ち込めました。そしてそれが落ち着くと、なんと、ポットの中にチョコレートの香りが残っているではないですか!MOTTAINAI!!

ミントの成分が抜けて、チョコレート成分が残っているような感覚です。葉に直接触れたときに感じたほのかなチョコレートの香りが、ここでははっきり感じられます。

ミント成分はティーにしたときに抽出されやすいのかもしれません。それで、チョコレートの香りだけ茶殻に残ってしまったのかな、と。試しに、残った茶殻でもう一杯ティーをいれてみましたが、薄くて良くわからない飲み物になってしまいました。

チョコレートの香りをうまく引き出せる抽出方法があれば、もっとチョコレートミントティーを楽しめるかもしれません。次に飲むときは、お湯の温度や抽出時間など、いろいろ試してみようと思います。

ケンタッキーカーネルミントはどんな香り?

昨日届いたもうひとつの苗、ケンタッキーカーネルミントです。(写真右。左はチョコレートミントです。)

チョコレートミントとケンタッキーカーネルミント

ケンタッキーカーネルミントは、スペアミントとアップルミントの交配種とのことで、色々なサイトで「ハーブティーが美味しい」と評判です。アップルミントの甘くフルーティーな香りと、スペアミントの清涼感を併せ持つ、、、ことを期待して購入しました。まさに、優しさと芯の強さを併せ持つ大下アナのようなミントです。(わからない方、すみません。)

実際の香りですが、確かに少し甘みは感じます。ただ、基本的にはスペアミントっぽいかな。スペアミントだと言われたら、そう思ってしまいそうな気もします。アップルミントのようなフルーティーな香りは、言われてみればほんの少し感じる、という程度です。

もしかすると個体差で、たまたまスペアミントに近い個体もあるのかもしれません。某掲示板では「雑種」が出回っているという見解もあるようで、だとすれば、同じようにケンタッキーカーネルミントとして売られているものでも、香りは様々ということになります。まあ、こればかりは、オリジナルを知らないので何とも言えません。

とは言え、スペアミントに近いとしても、ティーにしたら美味しいはずなので、この子にはハーブティーとして活躍してもらおうと思います。

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