チョコレートミントの挿し木の経過報告(2)

水挿しして発根し、土に植え替えたチョコレートミント。8月中はベランダでは暑すぎたため室内に置いていましたが、9月に入ってからベランダに移動しました。そして、現在の姿です。

チョコレートミントの挿し木の現在

今のところ枯れることもなく、順調に外の環境に慣れてきたようです。成長はわりとゆっくりですが、少しずつ伸びています。

実は外に出したすぐ後、暑さのせいか茎がぐにゃっと曲がってしまったことがあり、その日から割り箸の支柱で支えています。やや徒長気味でヒョロッと伸びているのも不安要素です。これからの季節はそこまで暑くならないので、しっかり日に当てて今のうちに丈夫に育てて、冬に備えないといけませんね。

それから、もうそろそろ摘心して、切り取った先の部分はまた挿し木にしたいと思います。元の株が枯れてしまったので、この挿し木苗のさらにバックアップをとります。ミントも丈夫に育つまでは意外と手間かかりますね。

ケンタッキーカーネルミントの新芽ときのこ

ケンタッキーカーネルミントが少し復活してきました。

8月の暑さで半分枯れてしまったのですが、元気な部分も残っていました。このまま全体が枯れてしまうのか、心配もありましたが、なんとか一番暑い時期を乗り越えたようです。9月に入り、少し涼しなってきたと同時に、根元の方から新芽が出てきました。良かった。

ケンタッキーカーネルミントの新芽

ちなみに写真を良く見ると、きのこが写ってます。アップにしたのが下の写真。

きのこ

今日は晴れましたが、最近じめっとした天気が続いていたためでしょう。土の表面も最近はしっかり乾くことがありませんでした。これは、株が半分枯れて葉が減ったことで根からの水分吸収が少なくなっていることも関係しているかもしれません。土がずっと湿っている時、きのこは生えやすいですよね。

種類はわかりません。キノコは図鑑を見ても判別が難しいです。よくプランターに生えると言われるキコガサタケか。でも、黄色と言うより茶色っぽいので、ハタケコガサタケとか。いや、そこまで茶色くないか…。わかりません。

夏を越したミントと枯れてしまったミント

8月も終わり、少し暑さも和らいできました。

今年は3種類のミントを育てていますが、ご覧の通り、夏越しに成功したものと失敗したもので明暗が分かれました。

夏越しして明暗の分かれたミントたち

まず、写真手前右側は、一番大事にしようと思っていたチョコレートミント。残念な姿になってしまいました。8月頭に苗を購入して植え替え、その後2週間くらいしてから徐々に枯れ始めました。最初は一部分だけだと思っていましたが、ひと月が経ち、結局全体が枯れてしまいました。先日書いたとおり、挿し木したものが元気に伸びつつあるので、それがせめてもの救いです。

写真手前の左側はケンタッキーカーネルミント。これは、チョコレートミントと同じように枯れ始めたのですが、半分枯れたところで止まっており、元気な部分はなんとかまだ大丈夫そうです。

そして、写真奥はオレンジミント。こちらは元気そのものと言う感じです。先日もハーブティーを淹れるためにかなり葉を摘んだのですが、またワサワサと茂ってきました。

ミントの夏越しについて

夏越しが非常にうまく行ったのはオレンジミントでした。これはおそらく、種類の問題ではなく、育て方の違いだと思います。

前述の3種類のうち、オレンジミントだけは春(確か3月)に苗を購入しました。その後、一度伸びるだけ伸び、虫に食べられて、夏の本格的に暑くなる前に思い切ってばっさりと切り戻しました。これが結局、理想的な育て方に近かったのかな、と考えています。

春に植え替え、夏に向けて充分に成長させれば、根もしっかり張っているはずです。根がしっかりしていれば、切り戻してもすぐに葉が茂ってきます。途中、虫に食べられはしましたが、ちょうど暑さが本格化する前に切り戻したので、株元の蒸れも解消されて、夏を過ごし易くなったのかもしれません。

一方、チョコレートミントとケンタッキーカーネルミントは、8月に入ってから苗を購入し、植え替えをしてしまいました。大丈夫だろう、と高を括っていましたが、根が充分に発達できていなかったと思います。夏越しの準備としては不十分だったということでしょう。

ケンタッキーカーネルミントの方がなんとか生き残っている理由はわかりませんが、いずれにせよ、暑い時期に苗を買って植え替えるのは難しそうです。

来年の夏の宿題

一般に真夏の植え替えは避けるように言われていますが、その通りなのですね。

となると、夏に苗を買う場合、どう育てるべきか悩みどころです。植え替えと同時に、下の方の新芽だけ残してばっさり剪定すべきだったのでしょうか。あるいは、根にゆとりがあれば、しばらくポット苗のままという選択肢もあるのでしょうか。これは来年の夏の宿題ということで。

挿し木(水挿し)のチョコレートミントのその後

水挿しして発根したチョコレートミント。土に植え替えたという記事から2週間ほど経過しました。

ご覧の通り、元気に伸びております。ちゃんと根付いてくれたようです。室内で撮った写真なので、後ろにちゃっかり猫が写り込んでます。

根付いたチョコレートミント

土に植えて以降、ずっと室内の窓際に置いております。日当たりが不十分なのか、少し節間が長めですが、その分暑さはしのげる場所なので、仕方の無いところでしょうか。

植え替えて何日かの間は、昼の暑い時間帯に茎がぐにゃっと曲がることもあったのですが、数日でその傾向はなくなり、その後はまっすぐ伸び始めました。今は安定しているようです。

ベランダの株が枯れた場合のバックアップのつもりだったのですが、実はこれが正解だったようで、元の株の方は残念ながら枯れ始めてしまいました。環境が悪かったのか、植え方が悪かったのか・・・。そちらは後日またご報告したいと思います。

最近涼しい日が続いていますが、来週にはまた少し暑さが戻るようですね。外の株が暑さでやられてしまったのだとすると、今室内のものを外に出すのはちょっと恐いので、もう少し室内で様子を見ようと思います。

二番煎じのオレンジミントティーは飲みやすい?

今日はオレンジミントと紅茶のブレンドティーについて。以前とは少し違う淹れ方を試してみました。

前回飲んだ時に特に感じたことは次の2点です。

 ・飲みやすいけど少し青臭い

 ・茶殻にはオレンジミント特有の香りが強く残っていた

今回は、更に飲みやすさを追及し、またオレンジミント特有の香りを味わうべく、オレンジミントの抽出について少し実験をしてみました。

オレンジミントの抽出の実験

まず、オレンジミントだけを次の3パターンで抽出してみて、味を比べてみました。

 A.熱湯を注ぎ20秒くらい抽出したもの (一番煎じ)

 B.Aの後に再度熱湯を注ぎ、10分ほど抽出したもの (二番煎じ)

 C.最初から10分以上抽出したもの (一番煎じだが時間をかけて抽出)

それぞれ飲んでみての個人的な感想です。

Aは味や香りは薄いですが、青臭さが出ている感じがします。オレンジミント特有の柑橘系の香りはあまりしません。

Bは柑橘系と言うか、レモンバーベナなんかに近い香りがほのかに感じられます。Aよりも青臭さが無く飲みやすいです。

CはBに似ていますが、もう少しくせがあると言うか、Aのような青臭さも感じます。

結果として、私はBが飲みやすく、香りも良いように感じました。「オレンジ」かと言われると微妙ですが、爽やかな香りがありながら、青臭さが抜けている気がします。

二番煎じのオレンジミントと紅茶のブレンドティーの淹れ方

というわけで、このBの抽出方法で、オレンジミントと紅茶のブレンドティーを淹れてみました。

あくまでも自己流ですが、淹れ方は次の通りです。

1.ティーポットにオレンジミントの葉を入れて、熱湯を注ぐ

2.20秒ほど抽出したら、普通にカップに注ぐ

 (一番煎じのハーブティーですから、お嫌いでなければ、普通にいただきましょう)

3.オレンジミントの葉の茶殻が残ったティーポットに紅茶のティーバッグを入れ、再び熱湯を注ぐ

4.10分抽出する。ただし、紅茶のティーバッグは規定の抽出時間で取り出しておく

 (うちの場合は2分でした)

5.あとは普通に(2とは別の)カップに注いでできあがり

二番煎じのオレンジミントと紅茶のブレンドティー

さて、この二番煎じオレンジミントと紅茶のブレンドティー、実際飲んでみると、確かに飲みやすく感じます。オレンジミント特有の香りも感じられ、かつ、青臭さが抜けている気がします。

ただし、わざわざ二番煎じを飲むわけですし、味の違いにもそれほど自信はありません。抽出方法の実験も再確認したいのですが、オレンジミントの葉がそこまで茂っていないので、暫くはできません。

と言うことで、自信を持って皆様にお勧めはできませんが、何かのご参考になれば、と思います。

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