ベランダで育てているオレンジミントです。ヒョロヒョロだったので、バッサリと切り戻しました。
春に苗を買って、1~2度ハーブティーとして飲んで以来、放置していました。その後、虫に食べられ、気づけば丸坊主になっていました。犯人は食欲旺盛な毛虫ちゃんで、葉を食べつくし、どこかへ旅立って行きました。
残された、葉の殆ど無くなったオレンジミントは、ヘロヘロと茎が伸びているだけの無残な姿でした。でもよく見ると、ところどころ新葉が出ていて、意外と元気っぽい感じだったので、短く切り戻して様子を見ることにしたわけです。
オレンジミント・ティー
柑橘系の香りもするミント、ということですが、これを柑橘系と感じるかどうかは、意見が分かれるかもしれません。葉を触ると良い香りがするのですが、いざハーブティーにしてみると期待したほどではなく、むしろちょっと飲みにくい気がしました。そもそも1~2度飲んだだけで放置していたのも、そういう理由です。
個人的には、ちょっと香水や芳香剤っぽさを感じます。良い香りだけど飲むにはどうかな、という感じ。また、ミント特有のスーッとする感じは弱いので、清涼感を求めるなら、素直にペパーミントやスペアミント等を使った方が良いでしょう。
オーデコロンミントとオレンジミント
調べてみると、オレンジミントは「オーデコロンミントの別名」と書かれているケースも多いようです。そうだとすると、私が香水っぽいと感じたのもそのままですね。オーデコロンミントはお店で触ったことがありますが、確かに香水っぽかったです。
一方、オーデコロンミントとオレンジミントを別物として扱っている研究資料がネット上にあります。(別にこの2種をテーマにした研究ではありませんが、ミントの様々な品種を対象とした研究のようです。)別々の商品として両方の苗を置いているお店もあります。某掲示板でも別物として語られているようです。
私も、オーデコロンミントは買おうと思わなかったのに、オレンジミントは買おうと思ったのですから、別物かなと思っています。実際、園芸店で両者の香りを確認すると、微妙にオレンジミントの方がフルーティーに感じます。ただし、同じオレンジミントでも、置いている店(商品)によって香りが少しずつ違うように思います。オーデコロンミントと区別がつかないものもありました。
細かく言えば、オーデコロンミントを(別名として)オレンジミントと呼ぶケースがある一方、それとは別の品種であるオレンジミントも存在する、という感じかなと推測しています。とは言え、いずれにせよ近い種類なのでしょう。
なお、オーデコロンミントはベルガモットミントという別名もある、という情報もありますが、うちのオレンジミントは、あえて柑橘系で近いものを探すならベルガモットオレンジの香りに近いかもしれません。
というわけで、葉がまた茂ってきたら、今度は紅茶にオレンジミントを入れてみようと思います。なんちゃってアールグレイになることを期待して・・・。