アップルミントがいまいち生育が悪い原因

購入して3週間経過したアップルミント。いまいちしっかり根付いていないのか、成長が進んできたという感じがしません。ミントの成長の速さを考えると、もう土に馴染んで新たな根を伸ばし、新しい葉を茂らせたり、脇芽を伸ばしたりしても良さそうなものですが…。

いまいち生育の悪いアップルミント

まあ、それでも少しは上に伸びて新たな葉を付けているのですが、アップルミントの成長に期待し過ぎているのか、どうも、鈍い。下葉から枯れてくるのはある程度は仕方ないと思っていたのですが、枯れてくるペースと成長のペースがそんなに変わらないような気がするほど、鈍いのです。これでは、いつまで経ってもアップルミントティーが飲めません。

アップルミントの成長が鈍い要因を考える

株元を見ると、購入時には無かったシュートを伸ばしています。と言うことは、苗自体がそこまで衰弱しているわけではないのかも。

でも、シュートを伸ばすエネルギーがあるなら、もっと葉を茂らせて欲しいですよね。そもそも、根を鉢いっぱいに広げた上で、勢力拡大のためにシュートを伸ばすならわかるのですが、まだ根がそんな状態だとは思えません。

どうもちゃんと根付いていない気がして、思い切って掘り返してみることにしました。

掘り返して、根をほぐして植え直す

掘り返してみると、購入時から殆ど変わっていない姿の根鉢がスポッとでてきました。根鉢が固まりすぎて、その外側には新たな根を伸ばせていないという印象でした。

購入時の小さいポットから少し大きい鉢に植え替えてあげたにもかかわらず、このアップルミントにとっては、まだ購入時のポットのサイズと変わってなかったかもしれません。だから成長が鈍く、シュートを出して外に逃げようとしていたのではないでしょうか。

根鉢を外側から見た限り、根がまだ白っぽくて元気そうな感じだったので、植え替え時にはあまり根をいじらないようにしていました。でも、このように根鉢がガッチリ固まっている場合は、やはりほぐした方が良かった気がします。実際、今回掘り返した根鉢をちょっとほぐしてみると、内側の根は茶色っぽくてポロポロと落ちてくる部分もあり、健康的とは言えませんでした。

結局、改めて根鉢をほぐし、ポロポロと落ちる古い根は取り除いて、同じ鉢に植え直しました。これで少しは根を展開してくれると良いのですが、今後の様子を観察したいと思います。

うどん粉病?

さて、葉をよく観察をしていると、もう一つ異変がありました。全体に葉がカラカラな感じなのですが、その中でも特に下の方の枯れ始めている葉をよく見ると、白い斑点状のものがあるのです。

アップルミントのうどん粉病?

いわゆる、うどん粉病っぽいですね。これも、成長を更に遅らせる要因になっているかもしれません。

うどん粉病は、葉が乾燥するとなりやすいと言われます。しかし、このアップルミントは、水遣りをしても、葉に水をこまめにかけても、どうも葉がカラカラになってしまいます。これは根の問題が解決しないと、なかなか改善されないかもしれません。

ともかく、現状では見つけるたびに葉に水をかけて対処していくことにします。色々と辛そうなアップルミントですが、早く健康になって、ワサワサ葉を茂らせて欲しいものです。

ついにアロマティカスにも虫が・・

これまでアロマティカスの葉が虫に食べられた経験はありませんでした。ハダニかアブラムシのような小さな虫を見つけたことはありましたが、葉に穴が開くような食べられ方をする虫が付いたことは無かったのです。それが今回、初めて食べられた痕跡を発見しました。

虫食いアロマティカス

下の方の葉に小さな穴がいくつか開いていますね。裏を見てみると、やはりいました。先日のコモンセージエクストラクトに付いていたのと同じような幼虫でした。(写真は今回は省略。)

よく見てみると、そういう葉がいくつかあって、合計4匹ほど幼虫を見つけました。きっと、まとめて卵を産み付けられたのでしょう。今後まだ生まれて来るかもしれません。

無敵と思われていたアロマティカス(私が勝手に思っていただけですが)。意外に普通に虫に食べられちゃうことがわかりました。今まで育てたアロマティカスよりも、比較的産毛の少ないテカっとした葉に育っていたので、食べやすかったのでしょうか。

あまりにもほったらかしだったのが良くなかったかもしれません。ちゃんとケアしてあげないといけないですね。と言うか、基本的にハーブはどんどん使った方が良いですよね。新しい使い方考えよう…。

コモンセージ・エクストラクトに虫

先日のカイガラムシ騒動は、一旦沈静化してきました。とは言っても、まだ見るたびに数粒の白い粉が確認できるので、油断は出来ませんが。

さて、今日はコモンセージエクストラクトに新たなお客さんを発見。この写真でどこにいるかわかるでしょうか?例によって、後で拡大写真も載せますが、見たくない方はスクロールしないでください。

虫が付いたコモンセージエクストラクト

写真の真ん中やや右寄りの位置に、黄緑色をした細長いのがいるのがわかりますか?(その下の丸い白っぽいのは水滴です。)

今度はおそらく、蛾の幼虫と思われます。種類などは全くわかりませんが。まだかなり小さいですね。ちょっと可哀想ですが、また別の植物の方に移動してもらいました。

秋は春より虫が少なくて育てやすい、なんて思っていましたが、それなりに来ますね。油断できません。最近虫に関する記事ばっかりですね。。

最後は恒例の拡大写真です。どうぞ。

コモンセージエクストラクトに付いた虫

白い粉=カイガラムシのその後

ミントバジルの葉についた白い粉=カイガラムシについての続報です。

昨日と一昨日のブログに書いたとおり、葉についたカイガラムシを霧吹きの水をかけながら手で洗い流しました。しかし、翌朝見てみると、案の定白い粉が復活してました。洗い流した直後は、目に見えるものは全て流しきったつもりだったんですけどね。それでも、前日と比べ半分以下に減っていました。

またしっかりと洗い流しておきました。実際は、全て流したつもりでも、葉の裏とか茎とか節の部分とかに残っているのでしょう。更に同じ日の夕方チェックすると、葉の表に白い粉がまた少し復活していました。でもかなり数は減っています。やはりまた見える部分だけでもしっかりと洗い流しました。

そして今朝またチェックしたところ、もう数えるほどしか残っていませんでした。ケンタッキーカーネルミントなどは、葉の表には1~2粒しか見当たりません。地道に続ければ、確実に減ってくれるようです。ちなみに、写真では白い粉が減っていく様子が判別できなかったため、写真は省略します。

対処が早かったのが良かったのか、今のところ生育に影響は出てないようです。やはり、植物は日々よく観察して、異変があったらすぐに対処するのが大事なのでしょうね。

バジルの葉にも白い粉

以前から記事にしている8月に種を蒔いたバジルの現在の姿です。

順調に育っているはずのバジル

順調に育ってくれており、最近は生バジルの葉を摘んで、トマトとチーズと一緒にパンに乗せて食べることもできるようになりました。数枚の葉を何度か摘んでいますが、このペースならまだ充分使い続けられそうです。

しかし、そんなバジルの葉も、よくよく見たらミントと同じ様に白い粉がっ!!しかも結構たくさん。

バジル葉に白い粉

なんか葉脈に沿って並んでます。きもい。けど拡大してみます。

バジル葉についたカイガラムシ

はい、でました。

むしろ、ちょっと神秘的な光景にも見えてきました。1mm以下の小さい中にも、大きさにバラつきがあるんですね。行列を作って、何を考えてるんでしょうか。

あまり感情移入すると駆除するのが可哀想になりますが、まだフレッシュバジルを食べたいので、やはり霧吹きの水と手を使って洗い流しました。

さようなら。でも、どうせ来るんでしょ、また。

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