ベランダでレモンバーベナの鉢植えを育てています。
実は以前レモンバームを育てたのですが、蛾の幼虫が沢山ついてしまい、枯らせてしまいました。そこで、レモン系の別のハーブを試そうということで、レモンバーベナの苗を育ててみました。
結果は上々です。育て方に特に難しいことはなく、土が乾いてきたら水をやるだけです。今のところ、レモンバームのように枯れるほど虫が付くこともありません。なかなか丈夫なハーブですね。
冬越し
レモンバーベナは熱帯性で、寒さに弱いと言われています。一般には、雪の積もるような地域では屋外での越冬は難しそうです。
しかし、うちのレモンバーベナは鉢に植えて二年目になりますが、冬越しは何もしませんでした。2~3回ほど水遣りをした気がしますが、それ以外は何も手を掛けていません。冬の間は葉は全て落ち、枝だけの状態でした。大雪の日もベランダで放置です。さすがにダメかな、と半ば諦めていましたが、春になったら平然と新芽が出てきて、元気に葉を茂らせています。一年目にわりと大きく成長したので、体力があったのかもしれません。下の写真は今年5月のレモンバーベナです。
それでも来る、虫たち
レモンバーベナは、うちのベランダではアブラムシが沢山つきます。アルミホイルを鉢の縁や土の上に敷いたり、茎に巻きつけたりしてみましたが、ほとんど効果はありませんでした。彼らがここに来たのは、そこにレモンバーベナがあったからであり、呼び寄せておいて「駆除」するのも気が引けるので、黙認することにしました。
他にも、数は少ないですが蛾の幼虫(毛虫系)がつくこともあります。彼らはレモンバーベナをあまり食べずに、別の鉢へ移動してしまうことが多いようです。
そういうわけで、しばらく放っておくと、レモンバーベナからは虫が減ってきます。去年は夏の暑い時期に花が咲いたと記憶しておりますが、その時期を過ぎると、不思議とアブラムシもどこかへ行ってしまいます。その頃ようやく落ち着いてハーブティーを楽しめるのです。もちろん、ちゃんと防虫対策をしていれば、もっと長い間楽しめるのですが。
爽やかなハーブティー
レモンバーベナのハーブティーは、個人的には生葉が好きですが、ドライでも十分使えます。冬の間はドライのお世話になりました。レモンの香りがとても爽やかで、単独でも、他のハーブとブレンドしても、美味しいですよ。