ベランダで育てているレモンバーベナですが、今日は面白い発見をしました。
下の写真、一つのレモンバーベナの株のそれぞれ別の枝なのですが、何かが違っています。
さて、何でしょう?
お気づきになりましたか?
・・・そう。右は三つ葉なのに対し、左はなんと、四つ葉なのです!
レモンバーベナは、通常は三つ葉、つまり一つの節に三つの葉がついています。写真右が通常のレモンバーベナです。一箇所から三方向に葉が出ていますね。このような葉の生え方を、正式には「三輪生」と言うらしいです。
一つの節から輪を描くように均等に三つの葉が生えており、その上下の節からは、それとは重ならないような角度で、やはり三つの葉が生えています。このように節毎に角度を変えることで、葉に日が当たりやすくなる、と言われています。この葉の生え方が、レモンバーベナの特徴の一つです。
四つ葉のレモンバーベナ
さて、問題のレモンバーベナですが、今日初めて気が付いたのですが、いつの間にか一部が四つ葉になっていました。元々はごく普通の三つ葉だったのに・・・。
良く見ると、同じ節から枝分かれした三本の枝の全てが、途中から四つ葉に変わっています。四つ葉に変わってから既に7~8節は伸びていますが、その間は全て綺麗に四つ葉です。ここまで気が付かなかったとは、いかにレモンバーベナに注目していなかったか。。なお、もっと大元から分岐した別の枝を見ると、それらは全て三つ葉のままでした。
下の写真は、わかりやすいように室内で撮り直したもの。一箇所から綺麗に四つずつ、葉が出ていますね。
ハーブティーにするなら四つ葉はお得
味と香りは全く普通のレモンバーベナです。普段よりも葉が多くて、なんだか得した気分です。
以前も書いたとおり、レモンバーベナにはアブラムシが沢山やってきますが、真夏になるとどこかへいなくなってくれます。ハーブティーにするには、夏以降が楽です。
ちなみに、今日はケンタッキーカーネルミントとブレンドしてみました。レモン系とミントを組み合わせたハーブティーが美味しくないわけがありません。
午後のおやつの時間。シュークリームと一緒にいただきましたが、甘いカスタードクリームと爽やかなレモンバーベナ+ミントのブレンドティーは相性抜群です。うまー。。
四つ葉の発生原因は謎
何故四つ葉になったのかはわかりません。四つ葉のクローバーの場合、葉になる部分に傷がついて四つ葉になるケースと、突然変異で遺伝子が変化してできるケースとあるようですね。クローバーの葉(小葉)とレモンバーベナの葉では事情が違うかもしれませんが、しばらく四つ葉が発生し続けているということは、傷がついたというような外的な要因ではなさそうです。
生育環境にも原因がありそうですが、極めて普通の育て方です。強いて言えば、エアコンの室外機が近くにあり、わりと風が当たりっぱなしです(苦笑)。そういう意味では、過酷な環境ですね。順調に生育できないような厳しい環境の方が、異常が出やすいということはあるかもしれません。
もし今後も四つ葉が出続けるならば、その部分を挿し木したら、四つ葉のレモンバーベナの株が出来上がるのでしょうか。そううまくは行かなそうですが、今後は注意して見守りたいと思います。幸福をもたらしてくれる、、かもしれませんからね。
【おまけ】
四つ葉のクローバーについて調べていたら、こんなのが見つかりました。
クローバーの多葉のギネス記録だそうです。凄いですね!(47NEWSより)