セルフィーユのハーブティー

セルフィーユ(=チャービル)が葉を茂らせてきました。有効期限を二年も過ぎた種から、よく育ってくれました。

茂ってきたセルフィーユ

それなりに使えそうな量が収穫できたので、今日は初めて、セルフィーユでハーブティーを淹れてみました。味を確かめたいので、他のハーブ等とのブレンドはしていません。

さて、お味の方ですが、セルフィーユの香り(と言うかアニスっぽい香りでしょうか)そのままなので、好きな人ならばいけるでしょう。個人的には、デザートの上に葉を乗せて少量を食べる時には好きですが、ティーになるとちょっとくどい気がします。葉を贅沢にたっぷり使ったせいもあるかもしれません。

と言うことで、ハーブティーとして使えることは使えます。個人的には、ハーブティーよりも、スパイス的にちょっとずつ料理やデザートに使おうかな。

セルフィーユのハーブティー

セルフィーユの古い種の発芽率(3)

セルフィーユ(=チャービル)の古い種を蒔いたという記事の続報です。

前回の記事から10日ほど経ち、また新たに芽が出てきました。期限を二年過ぎている古い種ですが、現在のところ、140粒ほど蒔いて20粒が発芽しました。発芽率は14%程度になりました。

種は一袋買うと大量に(私の買ったものは500粒)入っているので、全部蒔けずに残ってしまうことが多そうですが、期限を過ぎてもある程度は発芽するんですね。基本的には1年草ですし、苗で買うのはもったいないかも。

それと、秋に蒔く場合は、やはり気温に注意した方が良さそうですね。10月の気温が下がってきた頃の方が、よく発芽するようです。

発芽したセルフィーユ

写真の通り、本葉も増え始めています。デザートの上に乗せる使い方しかしたことがないのですが、たくさん収穫できるようなら、もう少し積極的に利用したいところです。

料理に使う場合、フレッシュのままサラダに加えたり、刻んでスープに入れたり、ネット上にも色々レシピが見つかりますね。

意外に、ハーブティーにも使えるようなので、もっと葉が茂ったら試してみたいと思います。

セルフィーユの古い種の発芽率(2)

セルフィーユ=チャービルの古い種の発芽率が非常に低いという記事を書きましたが、その続きです。

今朝見てみたら、芽がたくさん出ていました。先日の記事に書いた1本と合わせて全部で11本になりました。これらは、ここ3日ほどで一気に10本も出てきたことになります。

新たに発芽したセルフィーユ

発芽率は、11/140だとおよそ8%になります。期限を二年も過ぎた種ですから、発芽率が低いのは当然ですが、それでも1%未満と言う前回の記事は訂正しないといけませんね。

今朝は寒かったので、気温が発芽に影響しているのかもしれません。ここ3日程で急に気温が下がったわけでもないですが、昨晩は確かに寒かったです。先月植えた種が全く発芽しなかったのは、まだ気温が高かったからかもしれません。

セルフィーユの種蒔き適期は9~10月となっているのですが、ネットでは発芽適温15~20℃という情報もあります。それならば、最近やっと芽が出始めるのも理解できます。9月なんて、関東で最高気温がほとんど25℃を超えていますからね。

今後まだ追加で芽が出てくるかもしれません。狭い鉢に大量に蒔いてしまって、ちょっと後悔しています。

【2014/10/24追記】

やはり、さらに発芽しました。こちらの記事をご覧ください。

セルフィーユの古い種の発芽率

セルフィーユ=チャービルについて、デザートの上に乗ってるハーブとして以前記事を書きました。

自分でも忘れていたのですが、過去に買った種がまだ沢山余っており、すでに有効期限を二年も過ぎていました。以前の記事で「今度は秋蒔きを試してみよう」などと書いたのですが、この古い種、もったいないので試しに蒔いてみました。

じつは先月、40粒ほど蒔きました。芽が出たら記事にしようと思いましたが、そのとき発芽したものは一つもありませんでした。ゼロです。

そして、今月に入りまた蒔きました。今度は100粒以上をいっぺんに。さて、いくつ発芽したでしょうか?

発芽したセルフィーユ

見難いので、拡大しましょう。

発芽したセルフィーユ(拡大)

ご覧の通り、一つ。ひとうだけです。もう少ししたら遅れて出てくるものもあるかもしれませんが、このままいくと発芽率は1%未満ということになります。仮に 1/140 なら、およそ0.7%です。

期限を二年も過ぎた種を蒔くのが悪いのですが、セルフィーユの古い種の発芽率を知りたい方がもしいらっしゃるなら、ご参考に。

【2014/10/13追記】

その後、もっと発芽しました。こちらの記事をご覧ください。

デザートの上に乗っかってるハーブ ~ セルフィーユ

数年前、ファミリーレストランで食事をしたときのことです。

暑い季節で、ランチのおまけに冷たいデザートがついていました。シャーベットか何かだったと記憶していますが、その上には確かに、薄緑の葉が一つ乗っかっていました。

この手のデザートの上に乗ってるのはミントと決めつけていたので、その切れ込みのある葉を見て、さて何だろうと疑問に思いました。見た目には、イタリアンパセリに似ていますが、デザートにパセリ?と不思議でした。

食べてみると、ほんのり甘みがあり、独特の爽やかな香りもありました。イタリアンパセリとは明らかに違います。すっかり気に入ってしまい、店員さんに尋ねたところ、それが「セルフィーユ」だとわかりました。

それ以前から「チャービル」という名前は聞いたことがありましたが、その時セルフィーユについて調べて、初めて両者が同じものだと認識しました。

セルフィーユとの束の間の楽しい時間

その翌年の春、セルフィーユの種を買ってベランダで育てました。下の写真はそのときのものです。

鉢植えのセルフィーユ

左端がセルフィーユ、真ん中がブラックペパーミント、右はレモンバームです。セルフィーユは脇役のような写真ですが、それなりによく育ってくれていました。

うちでもデザートに乗せてみました。焼きリンゴだかコンポートだか忘れましたが、リンゴとバニラアイスです。ジュースは自家製の赤シソのジュース。

アイスの上のセルフィーユ

アイスに乗せる葉は、ミントも良いのですが、セルフィーユだとちょっと上品な香りが楽しめます。普通に買ってきたアイスやコンビニのデザートを食べる場合でも、セルフィーユの葉をひとつ乗せるだけで、何だか優雅な気分になれますね。

アブラムシ対策は必須かも

さて、そんなセルフィーユですが、結局この後はほとんど使われませんでした。

と言うのも、アブラムシがもの凄く好むらしく、ぎっしりついてしまったのです。最初のうちは水で流して対応していましたが、あまりに増えてしまい、ちょっと使う気にならぬまま放置。気が付けば株が弱った上、夏の暑さにさらされて、枯れてしまいました。

レモンバーベナのときも試しましたが、アルミホイルを鉢のまわりや土の上に敷いてアブラムシ除けにする方法は、ここでも効果がありませんでした。まあ、既にアブラムシがつき始めていたためかもしれませんが、全く効果がなく、むしろアブラムシは増え続けました。

そういうわけで、その後セルフィーユは育てていないのですが、今度育てる時は、始めからしっかりアルミホイル作戦を徹底し、少しでもつき始めたら牛乳噴霧等の定番の対策も試したいところです。

コンパニオンプランツとして、アブラムシを遠ざける効果があるとされている植物と混植する方法もあります。ミント、バジル、チャイブなどはそのような記述を見かけたことがありますが、アブラムシにも色々種類がありそうなので、効果については、色々な組み合わせを試して、実験してみる必要がありそうです。

また、以前は春に種を蒔きましたが、セルフィーユは秋に蒔いても良いようです。うちのベランダでは春から夏にかけてアブラムシが多いため、今度は(真夏は避けて)秋に試してみるのも良いかなと思っています。

あとは、いっそ室内で育ててしまう手もありますね。そのうち試して、また記事にしたいと思います。

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