アロマティカスソーダを試す

アロマティカスは挿し木で簡単に増やせるハーブです。

増やせるし、この暑い最中にも生育旺盛なのですが、ピンと来る利用法が見つけられずにおります。

以前書いたとおり、香りは好きなのですが、ハーブティーはしっくり来ず。料理に使うのも、ちょっと苦味があり、たまにならば良いのですが、しょっちゅう使う感じではありませんでした。

そこで今回、ポピュラーな利用法である「アロマティカスソーダ」を今更ながら試してみました。写真の通り、アロマティカスの葉が綺麗で、見るからに爽やかです。

アロマティカスソーダ

アロマティカスソーダの作り方

作り方と言うほどのことはなく、ただアロマティカスの葉をソーダに浮かべるだけです。ソーダと言うのは、後で書きますが、基本的に味や香りのない炭酸水が良いと思います。また、このとき葉を手のひらに乗せ、もう一方の手のひらでポンっと叩き、葉を軽くつぶしてあげると、香りが出やすいと思います。

あとは、お好みでガムシロップ等の水に溶ける甘味料を加えると飲みやすくなります。私はほんの少し甘みがある方が好みです。ついでに氷も入れて、よく冷えている方が良いかな。

さて、お味の方はと言うと・・・まあ、まあ、想像通りという感じです。そのまま、アロマティカスの香りが楽しめるソーダです。夏の楽しみの一つとしては悪くないし、ハーブティーよりはしっくりきます。

アロマティカスソーダに使う炭酸水は無香料が良いかも

ネットで調べると、ペリエを使っている方が多いようですね。こだわる方はペリエ、気分的にも良いかもしれません。私はスーパーの安い炭酸水を使っちゃいましたが。

実は、数日前にいわゆる「サイダー」で試しました。三ツ矢サイダーが好きなので、アロマティカスを浮かべて飲んでみたのですが、残念ながらアロマティカスの香りが殆どわかりませんでした。

今まで意識していませんでしたが、サイダーって意外と香料がしっかり入っているものなんですね。サイダーの香りが具体的に何の香りなのか、詳細はわかりませんが、天然の香料ならばフルーツか何かでしょうか。とにかく元々の香りが強いので、アロマティカスのほのかな香りは負けてしまい、殆ど感じられませんでした。無香料で味もない炭酸水の方が、アロマティカスの香りは楽しめると思います。

なお、アロマティカスソーダにレモンやライムを絞る方もいるようなので、レモン系の香料なら共存できるのかもしれません。ペリエにもレモンやライムがありますし、レモン果汁入りの炭酸水などあれば、試す価値はあるかもしれませんね。

適当な挿し木でも元気なアロマティカス

ちなみに、下の写真はゴーヤのプランターに適当に挿したら根が出てしまったアロマティカスの現在の姿です。まだ植え替えず、放置されてます。。1ヶ月経ったわりに大きくなっておりませんが、元気のようです。アロマティカスの挿し木は本当に簡単ですね。

根付いちゃったアロマティカスのその後

健気なアロマティカス

先日、丈夫なハーブとしてご紹介したアロマティカス。とにかく、生命力が強いと言うか、しぶとい(失礼)というか・・・。

先日の記事で剪定したとき、小さい葉がついた先端部分がポロッと幾つかとれたので、ゴーヤのプランターに適当に捨てておいたのですが、それがどうやら根付いたようです。

根付いちゃったアロマティカス

拡大するとこんな感じ。葉が大きくなっているし、茎も伸びてます。挿し木したつもりは無かったんですけどね。

根付いちゃったアロマティカス(拡大)

そんなわけで、やはり挿し木も簡単。ゴーヤのプランターなので、土は当然挿し木用の土などではなく、普通の培養土ですが、全然問題ないようです。

小さい苗なので室内用に、百均でおしゃれっぽいポットでも買って、植え替えようと思います。

丈夫なハーブ アロマティカス

アロマティカスと言う名のハーブがあります。多肉植物のようなプクッとした肉厚の葉で、ミント系のスッとする香りが特徴です。かわいい見た目と独特の香りで、ファンも多いようですね。

うちでは2年前にポット苗を買って、それ以来小さな鉢に植えっぱなしです。4号鉢くらいのサイズだと思うのですが、四角くて深さもあまりない鉢で、明らかに窮屈でかわいそうな印象ですが、大きく生長しすぎると置き場に困るため、あえてそのままにしています。

ベランダ放置で冬越し・・・

寒さには弱いらしく、一般には5度以上の温度が必要と言われているようです。うちでも最初の冬は室内に取り込んであげました。しかし、二年目はもうベランダで放置。それも、枯れて黄色くなった葉がついたままの状態で置きっ放しでした。ごめんなさい・・。完全にダメだと思っていて、春になったらさよならしようと思っていました。

そして迎えた今年の春、片付けるつもりで枯葉を取り除いたら、木質化した茎から黄緑色の小さな葉がでているように見えて、目を疑いました。新芽が出ていたのです。まさか、生きているとは!

早速枯葉をきれいに取り除き、少し剪定して形を整えました。枝を切ると、枝の内部は新鮮な黄緑色でした。本当に生きてるんですね。すごい生命力です。

新芽が出たアロマティカス

挿し木も簡単

剪定したときに少しだけ良い色の葉がついた部分があったので、2本ほど、なんとなく近くにあった鹿沼土の入った鉢に挿しておいたところ、しばらく経ったら葉が大きくなってきました。まだ確認していませんが、おそらく発根しているのでしょう。こんな弱っている(はずの)状態から、簡単に挿し木できてしまいました。

その後も、養分がほとんど無いはずの鹿沼土に植えられたまま、生長を続けています。早く植え替えろ、という話ですが。ちなみに、鹿沼土に植えた後で伸びてきた葉は、緑色が濃く見えます。光合成を重視しているということなのでしょうか。適応力が凄いですね。

挿し木したアロマティカス

利用法は?

そんな、丈夫なアロマティカス。香りは大好きですが、料理やハーブティーには若干使いにくく感じます。よく言われる調理法で、オムレツに入れる、というのも試しましたが、美味しくないわけじゃないけど、その後あまりやらなくなってしまいました。ちょっと苦味があったかな。

他に有効活用する方法を模索中ですが、なかなか使われず、相変わらず放置されています。でも、けなげにがんばっているので、これからはまた大事に世話してあげよう。今までごめんよ、アロマティカス。

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