ワックスフラワー「ダンシングクイーン」の蕾

ハーブではありませんが、挿し木から育てているワックスフラワー「ダンシングクイーン」です。

今日よく見てみたら、蕾ができ始めていました。写真をご覧いただくと、まだ小さいですが、尖った葉の間に丸い蕾がいくつか付いているのがわかります。

ワックスフラワー「ダンシングクイーン」の蕾

昨年は今よりもずっと小さな苗で、育苗用のポットに植えられた状態のまま、5つほどの花が咲きました。11月下旬から室内に取り込んでおりましたが、咲いたのは2月頃でした。下の写真はその時室内で咲いたものです。

去年咲いたワックスフラワー「ダンシングクイーン」の花

今年ももう少し寒くなったら室内取り込みになります。ネットで調べると、ワックスフラワーの耐寒性には諸説あるようですね。半耐寒性とか、寒さには強いとか、5℃くらいまでとか。

でも、原産地のオーストラリア西部の気候を考えると、雪が積もるような日本の冬はやはり厳しいでしょうから、いずれにせよ室内に取り込むことになるでしょう。問題はいつ頃取り込むかですね。まあ最低気温が10℃を下回ったら考えることにします。昨年と同様、11月下旬から12月頃かな。サイズが大きくなっているので、置き場所は難しそうですが…。

ちなみに、挿し木からここまで育てるのに2年ほど。以前も書きましたが、挿し木自体がなかなかうまくいかず、色々試行錯誤しました。そのあたりも含めた話については、このブログも冬場はネタが減ってくると思うので、これから少しずつ記事にしたいと思います。

ワックスフラワー「ダンシングクイーン」の挿し木

ワックスフラワーはオーストラリア原産の植物です。ハーブではないし、まして野菜でもありませんが、色々と苦労して育てています。

ワックスフラワーには様々な品種があります。いま育てているのは、八重咲きの「ダンシングクイーン」という品種です。下は現在の苗の様子。花がないと特徴がありませんね。。

ワックスフラワーの苗

ワックスフラワーは、季節によっては苗を購入できるようですが、数は少ないし品種も限られていると思います。私は苗からではなく、切花を購入して挿し木しました。その方が、好きな品種を育てられますからね。

下の写真は、ダンシングクイーンの切花購入時に撮ったものです。八重咲きなのがわかるでしょうか。

ワックスフラワーの切花

ワックスフラワーは育てるのが難しい・・・

元々オーストラリア西部の乾燥した気候に適した植物ですから、育てるのは意外と難しいです。日本の夏の高温多湿は苦手ですし、寒さにも弱いので基本的に冬は室内です。

挿し木もなかなか簡単には発根してくれません。自分の経験上は、挿し木成功率は数パーセントという感じです。これは品種にもよるし、条件によってかなり変わってくるでしょう。

これまで、何度か切花を買って、その都度2~30本ほどの挿し穂を作り、挿し木を試みてきました。しかし、発根してまともに育った苗は2つだけです。実際は、毎回良い条件を整えられたわけではないため、良い条件が揃えばもっと成功率は上がると思います。

今日は、現在の苗の枝を少し整理しつつ、切り取った枝を利用して挿し木をしました。今の季節なら多少成功しやすいはずなので。

これまでの失敗の数々(と数少ない成功)については、また少しずつ記事にしていきたいと思います。

ワックスフラワーの挿し木

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