今年の春、適当に切って鹿沼土に挿し木したアロマティカスがありました。7月の記事で、その時点の写真を載せました。肥料分がほとんど無い鹿沼土に挿しっぱなしだったのに、少しずつ伸びて成長していたので、驚きました。
その後、肥料分のある培養土に植え替えて、またそのまま放置していたところ、ワサワサと葉を茂らせて、こんなになってしまいました。日当たりの良い場所に置いたため、節間は短く、葉が密集しています。ちなみに、ポットのサイズは鹿沼土のときより大きいものを使っています。
この苗はどういうわけか、葉がとても大きいです。また、アロマティカス特有のフワフワした産毛が薄くなり、ちょっと可愛げが無くなってきました。元々鹿沼土に挿していた時からその傾向がありましたが、培養土に替えてもその性質を引き継いでいるようです。
日当たりが悪いと、産毛を減らして光の吸収を良くしようとする、という考え方もあるようです。しかし、土から得られる養分の量によっても変わりそうですね。もちろん、水の量によっても変わるでしょう。
ネットでアロマティカスの写真を検索すると、結構見た目は様々です。葉が肉厚で節間の詰まった、いわゆる多肉植物らしい姿のものもあれば、やはり産毛が少なくなったものも見られます。
うちにある苗も、元は一つの苗だったのに、環境に応じて異なる姿になっています。昨日書いた室内のおしゃれポットのアロマティカスの姿も、上の写真とはだいぶ違いますね。
姿にこだわり始めると、アロマティカスはなかなか奥が深いですね。ネットで見つかる多肉植物っぽい姿には憧れます。折角挿し木で簡単に増やせるのですから、育て方を工夫して、プクッとした多肉なルックスを目指したいですね。